適度な休憩がなかなか取れない激務な仕事の内容

激務な仕事とは

世間には、多種多様な職種や職業があります。仕事によって、日々の時間の使い方にも違いが出てきます。仕事の効率化のために、適度な休憩を取ってリフレッシュしながらできる仕事。職種によっては、休憩を取りづらい仕事もあるのです。例えば、1日の勤務時間が長く、残業も多い。仕事の合間に休憩がほとんど取れなくて、昼休みだけはなんとか取れている。このような仕事は、激務と言われる仕事になるでしょう。
それでは、激務と言われる職種にはどのようなものがあるでしょうか。よく言われているのは、マスコミ・広告・番組制作関係です。毎日バタバタと忙しく、休む時間が取れないイメージです。そして、服飾・飲食店なども季節や時間帯によっては、拘束時間が長い仕事でしょう。他にも、様々な激務がありますが、さらにピックアップした3つの職種の仕事内容を紹介します。

勤務が不規則になりがちな看護師・病院勤務

看護師や医師など医療関係の病院勤務の仕事は、激務と聞いて思い浮かぶ仕事の1つではないでしょうか。病院の仕事は、基本24時間体制です。ほとんどの場合、交代制勤務で夜勤や当直があります。夜勤の時は、仮眠を取れますが、ぐっすりと眠ることはできません。さらには、夜勤の後そのまま日勤になることもあります。このように、働く時間が不規則だと睡眠時間も不規則になり、体調を崩しやすくもなるでしょう。
また、人の命に関わる仕事です。仕事中、気を抜くことができません。また緊急の時は、長時間勤務になり、かつ休憩が取れないこともあります。本当にこの仕事にやりがいを感じる人でないと、続けることが難しい仕事です。

介護の仕事も24時間体制

介護の仕事も、看護師や病院勤務の仕事と同じように、不規則な勤務になりがちです。特に、24時間体制の施設であれば、病院と同じように長時間労働、不規則な生活習慣になります。仕事内容は、お年寄りの介護が中心になります。その方の病気の状態や体調を見ながらの仕事です。そして、ご家族への配慮も必要です。いろいろなことに気を配りながら仕事をすることになります。
また、お年寄りの方を抱えるなど、力仕事もあります。人対人の仕事ですから、休憩しようと思っても、なかなか休憩するタイミングが取れず、トイレに行く時間もないこともよくあるのです。
介護の仕事は、作業量に対して給料が低いと言われています。拘束時間、仕事内容、給料など総合的に見ても、続けていくには辛い職種になるでしょう。だからこそ、この仕事に対する強い熱意と、キャリアアップを目的にした意欲を持つことが、仕事を続けていく力になります。

IT系もやることが多く激務

IT系の仕事も、激務と言われています。常に最新の技術を追う仕事であるため、どんどん新しいことを吸収しなければいけません。そのため、日々の勉強を怠らない努力が必要です。また、最新の技術を身につけた人であれば、頼まれる仕事も多くなり、残業も多くなるでしょう。この分野は、実際の仕事量に対し仕事をこなせる人材が少ないのが現状です。そうなると、必然的に1人がやらなければならない仕事量が多くなります。いったん仕事をはじめると、なかなか休憩を取りづらく、勉強、業務と毎日終電近くまで働くことが多いのです。