今の仕事から転職しようと思った時に相談すべき相手とは

辞めたいと思った時の相談相手

仕事が辛く辞めたいと考え始めた時は、自然と周囲に相談したくなります。誰を相談相手にするかによって、捉えられ方も変わってくるので少し慎重になりましょう。
「引き止めて欲しい」「背中を押して欲しい」など、相談相手に対して求めることは様々でしょう。しかし、自分の求める答えが返ってくるかは、相談相手次第でもあります。自分の周りを見渡してみましょう。どんな相談相手が思い浮かびますか？相談相手によっては、今後の進むべき方向性も変わってくるかもしれません。大切な選択となります。

職場での相談相手

転職を考える基となっている職場にも相談できる人たちがいます。教育や指導を受けた自分の直属の上司です。身近な上司だからこそ悩みに共感してくれる部分もあるでしょう。思い切って一度相談することで、上司としてのアドバイスをもらい問題解決につなげることができるかもしれません。自分では考えられない視点からの深いアドバイスをもらえる可能性があります。
そして、同期へ相談もあります。仕事経験が似ていることから、相談しやすい相手でしょう。もしかすると、同じような悩みを持っているかもしれません。似たような状況であれば、双方の解決にもなります。同期であれば、悩みに対する理解をしてくれることも多いでしょう。意見を言い合える仲であれば、ゆっくり相談してみて、自分の気持ちを整理してみましょう。
さらに、相談相手が決まらない時は、信頼できる身近な社内の人も良いでしょう。仕事に関してストレスを感じていれば、話しをするだけでも気持ちが軽くなります。また、辞めることについて話す場合は、噂が拡がるリスクがあります。軽い悩み相談程度に止めて、具体的な話しは極力避けるようにしましょう。

安心できる社外や身内への相談

相談相手に選ぶとしたら、もちろん信頼できる人が前提です。今の仕事とは無関係な旧友などであれば、具体的な辞める理由を話しても大丈夫でしょう。より親身になって相談にのってもらえる可能性もあります。前向きな将来についての話しまでできるかもしれません。とにかく、まずは話しをするだけでも価値があるでしょう。
両親や兄弟などの身内も相談相手と言えます。やはり、他人には話せない状況もあるでしょう。家族であれば、その点は心配しなくても大丈夫です。家族も他の職場での社会人経験があります。結果的に他の職場の状況を知ることができるのです。自分の職場と客観的に比べることにより、解決できることもあるでしょう。

仕事のプロへの相談

プロに相談する方法もあります。的確なアドバイスがもらえるハローワークや、転職エージェントならより的確なアドバイスがもらえるでしょう。プロならではのサポートを受けることができます。その内容としては、適性診断やスキルの必要性の再確認です。転職エージェントの場合であれば、自分に合わないと思った時点で他の転職エージェントに相談することもできます。そして、周囲に知られることなく転職活動を進めていくことが可能です。