リフレッシュ方法としての昼寝は昼食と同じくらい大切！

昼寝の必要性について

たった20分程の時間で、仕事の効率がアップする方法があります。それは、昼寝をすることです。午前中はしっかりと仕事ができても、午後になると作業効率が下がってくることもあるでしょう。パフォーマンスが落ちたと感じた時に試して欲しいのが、昼の休憩時間を使ってリフレッシュすることです。昼食後に眠気が襲ってくる場合は、午後からのパフォーマンスアップのために昼寝を取り入れてみましょう。
しかし、なかなか昼寝ができない職場環境もあるでしょう。そもそも昼寝をするスペースがない、どこでしたらいいんだろう。そのような時は、オフィスの椅子に座りながら昼寝をしましょう。想像以上の効果が実感できます。
昼寝は、厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を掲げて推奨しています。その内容は「午後の仕事の効率改善に昼寝が役立つ」というものです。午後の早めの時間帯に短い昼寝をすることが、効果的だとする内容です。このような指針から、仕事を続けるには昼寝は欠かせないことが分かります。昼寝を上手く活用して、午後からの仕事も乗り切りましょう。ここでは、アメリカの企業で今人気の昼寝方法を紹介します。

「パワーナップ」は注目の昼寝方法

今注目されている、「パワーナップ」を紹介します。これは、20分程度の昼寝を推奨しているものです。アメリカでは、海兵隊がパトロール前に義務付けるなど、様々な団体に承認されています。アメリカのNASAでも、この睡眠法の効果について研究がされています。その結果、仕事効率が34％アップ、注意力が54％アップすることが判明しました。
この「パワーナップ」の手順は、昼食後に誘発される眠気を利用してそのまま昼寝をするものです。休憩時間内に起きる自然な眠気に合わせて行います。そして、昼寝前にカフェインを摂取するのがポイント。カフェインは約30分後から効き始めるため、昼寝後に上手く目覚めることができます。そして、脳が熟睡モードになる30分以上は昼寝をしないように、20分でタイマーを掛けておきます。横になれない環境であれば、椅子に座って昼寝をしましょう。自分なりにリラックスできる環境をつくることが大切です。状況に合わせてアイマスクや耳栓を使い、自分が一番気持ち良く昼寝ができるようにしてください。
最後に、身体を目覚めさせるために起きたら全身を使い、太陽を浴びながらストレッチを行いましょう。身体も頭もスッキリしているのが実感できます。

昼寝の効果や影響

「パワーナップ」は、午後の眠気解消や仕事の効率アップが見込めます。このような効果を現在、様々な研究機関で実験しています。そして、世界的に注目されている昼寝の効果は、タイミングと時間の長さが重要になります。効率良く昼寝を行うために、昼の自然な眠気を利用することが大切です。そして、20分程度の昼寝が質の良い睡眠となります。それ以降は睡眠の質が悪くなるので控えましょう。